コラム

点と点は線でつながる

アップル社の元CEOであり、世界に大きな影響力を与えたスティーブ・ジョブズ氏が、米スタンフォード大学の卒業式で行った祝賀スピーチの中に、次の様な言葉がありました。
「先を見通して点をつなぐ事はできない。振り返ってこそつなぐ事ができるのだ。だから、将来何らかの形でつながると信じていなければならない。」

読者で40代以降の方は、恐らく誰しもがその様に実感するという事を、既に経験から知っておられるのではないかと想像します。
今、目の前で起きている事や、成すべき事は、自らにとって一体何の意味があるのか。
ふと思考すると、日々無駄な時間や労力を一生懸命費やしているのではないか、という問いが沸いてきます。
しかし、その瞬間には、例え無意味であると思えたとしても、長い月日を経て思い起こしてみると、やはりそれは必然であったと分かる訳です。
この様に考えると、人生に無駄というものは、ひとつたりともありません。
そして、体験や出来事は変えられない事実として存在しますが、その人の捉え方ひとつで、それらの輝きや価値も変わる様に感じられるのです。
出合いの中で生まれる“ご縁”も同様に、様々な人と知り合うべくして、合わせて頂いているのだという事が分かると、よりいっそう有難いと思う様になります。
人々とコミュニケーションを図る中で、何らかの痛みを伴うレッスン(教訓)をもたらす場合もありますが、それはまたひとつの貴重な学びです。

果たして、皆様の、そして私自身の未来の“線”には、一体何が描かれようとしているのでしょうか。「今ここに在る、置かれている」という現状について、何故かと突き詰めてみると、きっと少しだけその姿が現れてくるかもしれません。
想像の中で、ヴィジョン見つめながら、だからこそ日々の小さな行いをも、丁寧に果たしてゆきたいと願う今日この頃です。









2018.09.21 23:55

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