コラム

皆様の貴重なご意見をお寄せ下さい

その昔、半世紀前までは、クラシック音楽のコンサートと言えば、アーティストは舞台でただ寡黙に演奏だけを行うというスタイルが主流でした。
本番では自らが奏でる音楽に集中してさえいれば良かった、と言える時代であった訳ですが、それはベートーヴェンから始まった「芸術へのリスペクト」という考えのもとで生まれた、ひとつのコンサートの在るべき姿でした。
作品の演奏の合間にトークを挟む等、レクチャーコンサート以外では大変稀な事とされ、音楽に言葉は要らない、その様な事はもっての外だ、と苦言を呈する専門家さえ存在するほどだったのです。

しかし現在では、アーティスト自身が作品について解説を行いながら演奏を進めてゆくスタイルのコンサートが大きな割合を占める様になってきており、いわゆるトーク・コンサートと呼ばれるものはごく一般的に行われる様になりました。
背景にあるストーリーを聴衆の皆様と共有しながら、演奏をお聴き頂く事で、その作品を初めて知る喜びや感動が得られたり、また理解を深めて頂ける様になるという事を、多くの舞台で自らが体感してまいりました。

さて、令和の時代になり、このトーク・コンサートから一歩進んで、音楽家は何ができる様になるでしょうか。
どの様な手法を使って、作曲家が音に託したメッセージを、演奏と共により良いかたちで聴衆の皆様にお届けする事が可能になるでしょうか。
ぜひともこのコラムの読者の皆様とご一緒に、これからのクラシック音楽の在り方について、考えを深めてゆけたらと願っております。

コンサートがこの様に行われたらもっと面白い、クラシックにはほとんど馴染みがないけれど、こういうのがあれば聴きに行ってみたいという気持ちが生まれるかもしれない、という様なご要望がありましたら、ウェブサイトの「お問い合わせ」のページから、ぜひお送り頂けますと幸いです。
一般の方々からの斬新なアイデアや、また専門家の視点でのご意見を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

2026.04.27 23:05

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