ドイツの偉大な作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハ生誕の日に、世界中の音楽家が一体となって、クラシック音楽をこよなく愛する未来の世代に種を蒔き、こうした芸術に対する喜びとインスピレーションを皆で分かち合いましょう！ というイベントがニューヨークの地下鉄（subway）で行われる様になりました。それ以来、「Bach in the Subways」は世界でその活動が拡がりを見せ、毎年バッハを讃えたプログラムでのコンサートが各地で開催されています。「Bach in the Subways」は、とりわけ普段は音楽を聴かない様な方々にバッハを生で聴いてもらって、場所は（subwayと謳ってはいますが）地下鉄にとどまらず何処でも自由として、世の中にクラシック音楽を広めてゆこうという理念を掲げています。
山口開催の「Bach in the Subways」は、“やわらかなバッハの会”主宰の橋本絹代先生が率いられますが、バッハの崇高で難解な作品を、先入観を取り払って、一般の方々にも易しくわかりやすい紹介をなさられるという、貴重な活動に力を注がれている方です。
演奏は午後より開始しますが、リレー形式で様々な奏者によるバッハの作品が披露される予定です。この度は、この様な素敵な催しにお誘い頂いて、私も初めて参加する事となりました。
当日は祝日ですが、ご旅行等で新山口駅を利用される方は、新幹線や電車を待たれる間に少しだけ、またご近隣にお住まいの方々もぜひお気軽に…「バッハとはなんぞや？」 美しい音楽をどうぞ楽しみにいらして下さい！